「ヤバイ、太ったかも……」と思うときはどんな時ですか?
特に目につきやすいのは、お腹についた贅肉ではありませんか。
今まで着ていた洋服が入らなくなってくると、とても言葉では表現できない衝撃がありますよね。
ただ今回注目していただきたいのが、背中。
背中についた贅肉は非常に落ちにくいため、日ごろから気をつけておきたい部分なのです。
その理由と対策などをご紹介します。
背中には贅肉がつきやすい
日常的にスポーツをしていない、仕事で体を動かすことが少ないという人は、背中の贅肉に要注意です。
ただ日頃から力仕事をしているなら自然と背中の筋肉が鍛えられるので、贅肉の心配をする必要などはありません。
しかし、デスクワークが多かったり運動不足だったりする場合、背中についた贅肉を落とすのは困難です。
デスクワークが多いと前傾姿勢、いわゆる猫背になってしまうことが多く、猫背は背中の筋肉を弱めてしまいます。
また眼精疲労などによる筋肉のコリは、「筋肉が固まって動きにくくなっている状態」なので放置していると弱っていく一方になります。
背中の贅肉を落とすにはストレッチが効果的
背中についた贅肉を落とすのは、筋力トレーニングなどを行なっていく必要があります。
しかし、急激な運動は体への負担が大きく、かえって体を壊してしまう可能性が大きくなります。
そこでオススメしたいのがストレッチです。
ストレッチは「単純に筋肉をほぐすだけの運動」と誤解している人も多いですが、ストレッチは筋力トレーニングの初歩として非常に有効な方法です。
ストレッチを長期間行なっていくと、次第に太りにくい体質にもなるので、非常に効果的といえるでしょう。
重要なポイントは、どのストレッチを行なうにも、ほぐしたい部分、鍛えたい部分をしっかりと意識して動かすように心がけることです。
■肩甲骨まわりのストレッチ方法
シンプルなストレッチ方法になります。
- 両手を大きく広げて肩まで上げ、胸を大きく開きます。このとき、肩甲骨まわりの筋肉が収縮するのを感じることができるはずです。
- これをゆっくりと10数えて手を元に戻します。
最初は5回から始めて、徐々に回数を増やしていくようにしましょう。
■腕を曲げるストレッチ方法
簡単でありながら効果的なストレッチです。
- 片方の手を真っすぐと上に伸ばします。
- 頭の上まで伸ばしたら、肘を曲げていきます。このとき、肘は後頭部にあたるはずです。
- その状態で空いている手を曲げた肘に添えて、その状態をキープします。
- 終わったら反対側も同じようにストレッチを行ないましょう。
これも10秒~15秒を目安に5セットから始めると、無理な負担が少ないのでオススメです。
ストレッチになれてきたら
ストレッチに慣れてきたら、水泳などの運動を始めるなど本格的な運動をしてみるのも良いでしょう。
水泳は全身運動となるので、バランスよく筋肉を鍛えることができます。
水泳が苦手な人は、スポーツジムなどに通って、自分の運動メニューを組んでもらうという方法もあります。
ある程度、本格的な運動を行なうようにすることで、筋肉の衰えを防ぎ背中に贅肉をつきにくくすることが可能です。
本格的な運動は苦手な人はストレッチを発展させたヨガなどを始めてみるのも良いですね。
ダイエットをお考えの方はぜひ参考にしてください!