肩コリはタバコのせい!?タバコが体のコリに及ぼす悪影響

ヘビースモーカーの皆さんにとって、身体に悪いとは分かっていても、なかなかやめられないのがタバコですね。

そんなタバコが、実は肩コリにも関係していることをご存知でしょうか。

今回は、タバコとコリについて詳しくお伝えします。

タバコの具体的な害

タバコに含まれるニコチンや火をつけることで生じる一酸化炭素には、全身の血管を収縮させる作用があり、喫煙習慣は以下のような害を体に与えます。

  • 肺や気管支などの呼吸器の正常な機能を妨げる
  • 心臓や血管などの循環器系にダメージを与える
  • 味覚や嗅覚などの感覚が変異する

さらに、吸っている本人以上に周りの人の健康にも悪影響を与る、一度喫煙習慣ができるとニコチン依存症となるなど、いろいろな弊害を抱えているタバコですが、最近の研究では「頭痛」「腰痛」「肩コリ」など身体の筋肉にも悪影響を与えているということがわかってきました。

タバコを吸うと肩のコリが悪化する理由

タバコと体の筋肉の関係を結びつけているものは、ずばりニコチンと一酸化炭素です。

タバコを吸うことでニコチンや一酸化炭素が体に入ると、私たちの身体は全身の血管を収縮させて全身の血流が悪くなり、軽い酸素欠乏の状態に陥ります。

脳細胞に回る血流も阻害され、酸素が足りなくなることで一時的に「気持ちが良い」という錯覚を起こすのが、タバコを吸った時の多幸感の正体。

この時、筋肉への酸素や栄養の共有も血液を通して行われますので、タバコを吸うと筋肉へのエネルギーの供給や老廃物の除去の機能がストップし、筋肉は収縮してしまいます。

そのため筋肉が堅く強張ってしまい、肩コリや腰痛などのさまざまな悪影響が引き起こされるのです。

タバコの悪影響を防いで筋肉をリラックスさせましょう

慢性的にタバコを吸っていると肺の機能が低下して、さらに筋肉のコリがひどくなる傾向がありますが、逆に禁煙した人で、「タバコをやめたら肩コリがひどくなった」と訴える人も多いようです。

本来であれば禁煙によってニコチンや一酸化炭素が体に入らなくなれば、血流も促進されて肩コリなどの筋肉のコリは解消されるはずなので、おかしいですよね?

この本来の生体反応と真逆の現象が起きる理由は、ストレス、私たちのメンタルが大きな影響を与えています。

一度喫煙習慣ができると、脳は「タバコ=リラックスができる」と思い込むようになるのですが、禁煙をすると「タバコが吸えない=どうしよう!」と困惑して緊張してしまったり、必要以上に禁煙しようと思い込むことで、肩に力が入ってしまいます。

こういったメンタル面の負担が大きなストレスとなって、禁煙後の肩コリを引き起こしてしまうのです。

禁煙後の肩コリは一過性で、対部分の人は1~2週間ほどで自然と収まってきますが、これは禁煙した状態に早く慣れれば慣れるほど早く改善できるようになります。

百害あって一利なしといわれるタバコを止める勇気を持った自分に自信をもって、リラックスしながらタバコの害から体の筋肉を守っていきましょう。