おしえて!ほぐナビ先生Vol.2「コリやすい人の姿勢チェック」

コリやすい原因を教えてほしい!

★相談者★
ほぐナビ先生……自分は何かと体がコリやすくて困っています。とくに無茶な運動とかしているわけじゃないのに、首や肩、腰にコリが溜まりやすいんです。

★ほぐナビ先生★
筋肉のコリに対して、筋肉痛のように「体をたくさん動かすと溜まるもの」と思っている方がいます。それももちろん間違いではありませんが、肩コリや首コリなど、代表的なコリの原因のほとんどは、7日常生活の“あること”で引き起こっているものです。

★相談者★
“あること”……?それは私もしていますか?

★ほぐナビ先生★
しています。その“あること”とは、つまり“姿勢”です。

★相談者★
え!?

★ほぐナビ先生★
今回はコリの大きな原因の一つでもある“姿勢”のチェックポイントについてご紹介しましょう。

デスクワーク中にコリやすい姿勢チェックポイント

★相談者★
言われてみると、最近あんまり“良くない姿勢”でいた気がします。会社でパソコンしてる時も、部下から「背中曲がってますよ~」なんて言われて……。

★ほぐナビ先生★
まさに今、パソコンやスマホの普及によって“コリの溜まりやすい姿勢”をしている方が増えています。また、仕事もパソコンによるデスクワークが多くなり、『現代人はコリやすい』と言っても過言ではありません。

★相談者★
私も昔は自分の足だけで営業したもんですが、最近はやれエクセルだ、やれインターネットだと、パソコンで仕事してる時間の方が増えましたよ。

★ほぐナビ先生★
なので早速、デスクワークの時の“コリやすい姿勢”をご紹介しましょう。

(1)パソコン画面に顔を近付けるような猫背

★ほぐナビ先生★
デスクワークをしている方でとくにやりがちなのが、この『猫背』です。パソコンの画面や机の上の書類に顔を近付けるような『猫背』になったままの状態で長時間過ごすのは、肩や首だけでなく肩甲骨や鎖骨まわりのコリを引き起こす原因となります。

★相談者★
上半身のほとんどがこの“姿勢”のせいで引き起こるってわけですか。

★ほぐナビ先生★
その通りです。そしてもちろん“良くない姿勢”は腰への負担にも繋がりますので、腰のコリや腰痛に悩まされることにもなります。

★相談者★
じゃあ、パソコンを使った後に肩や腰が痛く感じるのは、仕事や画面の見すぎで疲れただけじゃなくて……

★ほぐナビ先生★
長時間この“良くない姿勢”を続けていたことも、原因の一つであると考えられますね。

★相談者★
ひえ~……(汗)

(2)手を同じ角度で固定し続ける

★ほぐナビ先生★
意外とみなさんご存知ないのですが、手や手首にも肩や腰と同じようにコリが溜まります。

★相談者★
あ~、確かに手にコリが溜まった感じは何度か体験したことありますねぇ。

★ほぐナビ先生★
デスクワークで起こりやすい手のコリは、キーボードを打つために手首を反ったり、ペンを強く握ったりする“姿勢”です。さらに手は作業中に常に活動しているため、逆に酷使していることを忘れやすいんです。

★相談者★
そうかもしれない。肩コリとか腰痛と違って、意識して手のコリをどうこうしようって思ったことはないなぁ。

★ほぐナビ先生★
そうなんです。だから、キーボードを打つために手首を思いっ切り反った角度で停止させたまま、パソコン画面の方に集中してしまい、気付いた時には手首がその“姿勢”で固まってしまう……なんてことも珍しくありません。

★相談者★
マウスを長時間握りしめたままにしてて、しばらく手が上手く開かなかった時がありますよ(苦笑)

★ほぐナビ先生★
なのでデスクワーカーさんは、上半身の“姿勢”だけでなく、手の“姿勢”への意識を忘れないようにしてください。

(3)デスクワークの天敵・座りっぱなし

★ほぐナビ先生★
最後の“姿勢”のポイントは、心構えとしての“姿勢”……ずばり、『座りっぱなしにならない』という“姿勢”です。

★相談者★
……自分は気付くと、出社してからお昼休憩まで座ったままだったって時もありました。

★ほぐナビ先生★
座りっぱなしの状態を続けるということは、圧迫されている太ももや第二の心臓とも言える血流のポンプ代わりのふくらはぎを停止し続けるということなので、コリの原因の一つでもある下半身の血行不良を増進させます。

★相談者★
家に帰ると足がパンパンなのは、通勤で歩いたからじゃなくて、その“座りっぱなしの姿勢”を長時間続けている所為かもしれないんですね。

★ほぐナビ先生★
はい。なので目安としては一時間に一回、席を立って足を動かしたり、可能ならストレッチを行ったりするのがベストです。もちろんそんな小まめに立ったり座ったりできない方もいると思うので、そういう方はトイレ休憩やお昼休みの時に、意識的に足を動かしたり揉んだりしましょう。それだけでも十分効果は得られますよ。

★相談者★
なるほど!さっそく明日からやってみます。

★ほぐナビ先生★
“姿勢”のようないつも当たり前のように行っている仕草は、無意識下で行っているのでなかなか気付きにくいのが難点……ですが、逆に言えばしっかり意識するようにするだけで絶大な効果を得られるのがポイントです。なので今回ご紹介した“姿勢”のポイントをしっかり意識してみてくださいね。とくにデスクワーカーさんはぜひ!

★相談者★
ほぐナビ先生、ありがとうございます!